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丸善丸の内で、安岡定子が子供の論語素読教室
丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は2008年8月23日14時から3階児童書売場特設会場で安岡定子さんによる親子で楽しむ「こども論語塾」教室を開催する。
2月に「こども論語塾 親子で楽しむ」(明治書院、1575円)を刊行した陽明学者の安岡正篤(やすおか・まさひろ、1898-1983)の孫、安岡定子(やすおか・さだこ)さんが6月に開催して好評だったことから、8月に再度、論語の素読教室を開く。
「こども論語塾 親子で楽しむ」(監修は田部井文雄=たべい・ふみお=さん)は3年以上前から文京区の伝通院(文京区小石川3-14-6)で論語の素読教室を開いている安岡定子さんが「論語」の中から子どもにもわかる20章を選んで、総ふりがな、総カラーで、それぞれの意味を解説した論語の入門書となっている。
「論語」は孔子(こうし、紀元前551-紀元前479)とその高弟の言行を孔子の死後弟子たちがまとめた書物で、「孟子」、「大学」、「中庸」と並んで儒教における「4書」のひとつとされている。中国の官僚登用試験である「科挙(かきょ)」にも出題されるなど、約2000年間も学問の主要科目になった。
日本には応神天皇(おうじんてんのう、201-310)の代に百済の王仁(わに、生没年不詳)によって伝えられ、律令時代(7世紀から10世紀)の官吏必読の書とされた。論語は10巻20編およそ500章で構成されている。
ウイキペディアによると、安岡正篤は大阪市生まれ、1922年に東京帝国大学の卒業記念として出版された「王陽明研究」が反響を呼び、文部省に入省するも半年で辞し、「東洋思想研究所」を設立した。拓殖大学東洋思想講座講師の傍ら「金鶏学院」や「日本農士学校」などを創設、東洋思想家・東洋古典研究家として軍部や革新官僚、華族などに影響を与え、戦時中は大東亜省顧問として外交政策などに関わった。
戦後、連合国軍最高司令官総司令部により公職追放され、「師友会」(後の全国師友協会)を結成、講演やラジオなどを通じて東洋古典思想の普及活動を行い、自民党の政治家の「精神的指導者」や「陰の御意見番」といわれ、「首相指南役」にあったとされた。また、歴代首相の施政方針演説の推敲を依頼されたともみられ、池田勇人(いけだ・はやと、 1899-1965)の研究会「宏池会」の命名者であり、元号「平成」を考案したとされている。
1984年1月25日に青山葬儀所で行われた葬儀では、葬儀委員長を元首相の岸信介(きし・のぶすけ、1896-1987)、同副委員長を元経団連会長の稲山嘉寛(いなやま・よしひろ、1904 -1987)らが務めた。また、1983年には細木数子(ほそき・かずこ)さんとの再婚話が浮上したこともある。
安岡定子さんは1960年東京都生まれ、安岡正篤の次男で、現在、財団法人「郷学研修所安岡正篤記念館」理事長の安岡正泰(やすおか・まさやす)さんの長女として生まれ、二松学舎大学文学部中国文学科を卒業、文京区で開催している「文の京(ふみのみやこ)こども論語塾」などの論語教室で講師を務め、「郷学研修所安岡正篤記念館」職員でもある。
5歳から小学生の子どもと親が参加でき、費用は無料。終了後サイン会も予定している。(2008-08-06)
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